​健康診断

​当院開院当初の30年前の動物病院といえば、「病気になったら」「具合が悪い時に」行くものでしたが、動物でも人間と同じように病気になる前に未然に防ぐことが大切です。大切な家族の一員である動物たちの健康状態を把握するきっかけとして、当院では健康診断に力を入れております。

問診、触診・聴診・視診

〇問診

喋ることが出来ない動物たちに代わって、普段の生活の様子や健康状態について、飼い主様に確認します。病気の発見に非常に有用な情報を得られることがありますので、日頃から注意深く観察をしておくことが重要です。

〇視診

眼、耳、口腔内などをくまなくチェック致します。耳垢の貯留が認められた場合には耳垢検査、耳鏡検査、口腔内に歯石の付着や歯肉の赤みが認められた場合には簡易的な歯周病検査や頭のレントゲン検査の後、麻酔下での歯石除去を推奨いたします。

眼に関しては、眼の健康診断を実施しております。詳細は眼科診療のページをご覧ください。

※現在眼科診療のページは工事中です

〇触診

​全身をくまなく触ることで、しこりや腫瘤の有無、リンパ節の腫れの有無、お腹の痛みの有無、関節の可動域に問題がないかどうかなどチェックをします。しこりなどが認められた場合には細い針を刺して、細胞をチェックする細胞診などを推奨いたします。

〇聴診

心臓の音や肺の音、お腹の音を確認します。心臓の音や肺の音に異常が認められた場合には胸部レントゲン検査や心電図検査、心臓超音波検査、お腹の音に異常が認められた場合には腹部レントゲン検査、腹部超音波検査を推奨いたします。

尿検査・糞便検査

〇尿検査

腎臓病の早期発見や膀胱炎、尿石症の発見には欠かせない検査です。採取した尿は尿試験紙で尿糖や出血の有無などを確認した後に顕微鏡で出血や炎症の有無、細菌の有無、結晶成分の有無などくまなく観察します。

〇糞便検査

寄生虫感染や腸内細菌のバランス消化不良の有無、血便の有無を顕微鏡でくまなく観察します。便は当院でも採取可能ですが、子犬や猫ちゃんは採便を嫌がる場合がありますので、動物たちの負担軽減のためにも、可能な限り検査当日の朝の糞便をご持参頂くようにお願いします。

血液検査

血液検査は話すことが出来ない動物たちにとって、非常に多くの情報が得られる大事な検査です。

血液検査をご希望の際は、食事が検査結果に影響しますので、1歳以上の子は検査日の朝ごはんは抜くことを推奨いたします。

動物たちは人間と比較すると4~6倍年齢を重ねていくのが早いとされています。1年に1度の検診は人間に置き換えると4年~6年に1度の検診ということになります。そのため、当院では1歳~6歳までは1年に1度の検診、7歳以上のシニア期には年に2度の検診を推奨しております。

​動物たちの年齢や健康状態に合わせて、検査項目数などをご提案しております。お気軽にご相談ください。

異常値が認められた場合には、尿検査、レントゲン検査、超音波検査など追加検査を推奨します。

・ベーシックコース:¥6,000~

 貧血(赤血球数、HCT、Hb)、感染症・炎症(白血球数)、血清蛋白(TP、ALB)、腎機能検査(BUN、Cre)、肝酵素・肝機能(ALP、ALT、AST、GGT、T-Bil)、血糖値(Glu)、脂肪分(コレステロール、中性脂肪)、すい臓(Lipa)、ミネラル(Ca、IP、Na、K、Cl)

・シニアコース:¥9,000~

 ベーシックコース+炎症値(CRP)+甲状腺ホルモン(T4)、糖尿病検査(糖化アルブミン)

※それぞれの症状や年齢に合わせてその他オプションをご提案させて頂く場合がございます。